静岡空港工事現場を視察して

静岡空港完成予想図 10月19日、JAM静岡連合主催で島田市と榛原町に建設工事中の静岡空港を視察して参りました。
 静岡空港は、2006年開港予定で、国内では100番目の空港になります。第3種空港としては50番目で、第3種空港とは地方自治体が管理運営を行う空港です。新千歳、松山、高知、福岡、熊本、鹿児島、那覇の7路線で178万人/年の利用を見込んでおります。国際線の就航も見込んでおり、空港収支予想も黒字の中工事が進められております。滑走路の長さも、利用客見込みで決まるそうで、静岡空港の2,500mという長さは、第3種空港では新神戸空港に次ぎ、2つ目となるそうです。そういった中、新幹線新駅の構想もあり、地元住民にとっては、地域活性化の為開港が待ち遠しいところだと思います。
 しかしながら、その必要性を疑問視する声があるのも事実です。問題点は、その利用率にあり、本当に178万人が見込めるのかといったことです。地元活性化にはなっても、国レベルで考えると、巨大な国税を使う必要があるかというのがその趣旨です。空港が無い県が12あるそうですが、その殆どが首都圏或いは大都市近郊の県だそうです。静岡空港の必要性について、私静岡空港工事現場はその答をもっておりません。島田市役所 空港対策課 柴田様

御殿場市から見れば、この様な巨大プロジェクトが誘致されることは本当にうらやましい限りです。但し、そのような国の巨大事業を誘致する際は、持論を持ってその必要性を検証したいと考えた次第です。

※島田市役所、空港対策課の柴田様、丁寧な説明ありがとうございました。


全国から集まった地方議員戻る

ホーム