衆議院議員渡辺周新年のご挨拶

 大橋ゆきお後援会の皆様、新年明けましておめでとうございます。期待された21世紀最初の年は世界的にも私たちの国にしましても、テロ事件や景気悪化、狂牛病などたいへんな一年になってしまいました。この時代ほど、政治家の指導力、質が問われる時代はなく、年がかわってさらに気持ちを引き締め、「政治家であること」の強い使命感でこの難局に立ちむかっていきます。 
 さて私ども民主党は「どうも小泉政権にエールを送りすぎているのでは」あるいは「野党らしくせよ」と批判や叱咤をいただきます。そのつど申し上げるのですが、「野党とは与党にすべて反対するもの」というのでは、国内外の難局に対処できず、民主党は「この国」にとって必要なことなら一緒に”手術”をすることもいとわず、政権の枠を超えて協力することもある、という党である、と申し上げています。もちろんそれは「日本という国」のためという大前提があればです。 
 安全保障や国の治安維持、エネルギー問題など国の存立にかかわる根幹部分で大きな違いがあってはなりません。イギリス政権はブレア首相率いる労働党ですが、いち早くテロ掃討に共同歩調を取りました。もしアメリカの政権がブッシュ大統領の共和党でなく”ゴア大統領”による民主党であっても今回の対応は同じであったと思います。
 政権交代可能な二大政党制を私たちは理想とし、邁進していますが、日本ではまだ二大政党制が実現したことはなく、それだけに、多くの方々がその行く先に懐疑的です。しかし政権交代が起こるということは政界、官界が作り上げてきた天下り社会や外務省ウラガネ事件に代表される”万年与党が作り上げてきた自分たちに都合のいいシステム”を壊すため、絶対に成し遂げなければなりません。
 政権交代が起きれば前政権の不祥事は明るみに出されます。いまは二大政党制に移行する途上であり、批判や叱責は甘受しながらも理想に向かって突き進んでまいります。大橋ゆきお議員ならびに後援会の新年の飛躍を心からお祈り申し上げます。 


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