3歳児保育拡充の要求書提出


 9月4日、教育委員会と市長宛に「幼稚園の3歳児保育拡充の要求書」を提出いたしました。毎年10月に園児募集を行うため、その前に、要求をしておこうというものです。昨年12月に同内容の一般質問を行いましたが園児募集終了後であったために、「時既に遅し」の感がありこの時期に提出をしました。
■背景
 私の政策の一つに「教育水準の向上」があります。「御殿場市に来れば生涯質の高い教育を受けることができる」そういった教育体系の確立を目指しております。昨今、幼年期における初期教育の重要性も認識され、文部科学省が策定した「第三次幼稚園教育振興計画」では、「平成13年度当初までに入園を希望する3才から5才までの全ての希望する園児を入園させること」となっております。ところが、御殿場市では99年、00年、02年と抽選により入園者を選択しております。特に昨年は、120名の定員に対し140名を越える応募があり、20名が入園できないという事態が発生しました。

■要求内容
 御殿場市も教育委員会も、3歳児保育の重要性は認識しております。ところが、抽選という事態が発生するのは、次の2つが要因になっております。
@市民の需要の高まりに対し、市の環境整備が追いついていかないこと
A定員を超過する応募があった際、柔軟な対応をしていない。(教諭の加配等を行い、希望者全員を入園させる措置を講じていない)
これら、要因を是正すべく左図のような内容で提出いたしました。

■共同要望
 要望書は革新系の女性議員と連名で提出いたしました。彼女とは、昨年の一般質問以来、同問題に共同でとり組んでありました。今回も私が話しを持ちかけたところ快く引き受けて下さり大変感謝をしております。彼女は大きな政党に属しているだけあって大変な知識と勉強量があり、議会でも理論整然と自分の政策を主張しております。今回、彼女が賛同してくれたことは非常に心強く思っております。



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