行政視察
 去る、10月29日〜11月1日に市議会総務委員会にて行政視察に行ってまいりました。行き先は、鹿児島方面で研修テーマは世界遺産についてと記念施設の在り方です。

屋久町役場・屋久島自然文化センター
 屋久島の研修テーマは世界遺産についてです。現在NHKの朝の連続ドラマ「まんてん」が放送されておりますが、その舞台になっている島です。宮地真緒に会えるかと少しの期待を持っておりましたが当然の事ながら、撮影も行われておらず会うことは出来ませんでした。
 さて、世界遺産ですが、その種類は文化遺産と自然遺産と複合遺産の3種類に分類されます。屋久島は日本で二つしかない自然遺産の一つです。もう一つは白神山地が登録されております。登録決定する機関はユネスコで年1回の審査が行われるそうです。国会が登録可否を決議し、閣議にて登録申請が決定されるプロセスとなっております。屋久島全体が、世界遺産と思われがちですが島の1/5が世界遺産として登録されております。
 さて、研修の目的は富士山はどうか?というところですが、廃棄物の管理や自然保護体制等難しい部分があることを感じた次第です。
 更に、世界遺産になることにより、観光局が増え屋久島全体の経済の活性化になりましたが、行政の対応項目も増加し法定外目的税として入山税や入島税の創設も検討しているそうです。

知覧町、特攻平和会館
 特攻隊という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、終戦直前自らの軍用機を爆弾とし、南方の海に出撃した部隊を特攻隊と呼ばれております。特攻平和会館は、戦争を美化するものでなく、そういった事実が会ったことを後世に伝えていくことを目的として、知覧町が建設した平和会館です。
 館内には語り手と呼ばれる方がおり、その方に説明に当たっていただきました。語り手の方からは、隊員やそれを補佐する周辺の住民の話がありました。今まで、様々な会館と呼ばれる場所に行きましたが、その中でも一番感動した場所でした。静岡からは遠方になりますが、皆様に一度行ってみることをお勧めいたします。


議会日記へ戻る

ホーム