RDFセンター(06/04/04)

御殿場小山RDFセンター

 今日は議員懇談会があり、RDFセンターの構造計算調査報告がありました。箱物を設計施工する際には次の様なプロセスを踏んでゆきます。

意匠
(一般の住宅でいう間取り図みたいなもの)
構造計算
(これを元に図面を書く)
(姉歯元建築士が担当した)
設計図面
(これを元に箱物をつくる)
検査
(静岡県が実施)

 上表のプロセスの中で赤塗りのしているところが問題があったところです。今回、構造計算書には間違いはありませんでした。それを元に設計図面化する際に間違いがありました。これは共同企業体の中のフジタが担当しておりました。更に建築検査を静岡県が実施したのですが設計図面と実物の検査だけしか実施しなかったため、不適合が見抜けなかったということです。
 これらの問題に対し広域行政組合は次の様な処置をとります。
■耐震強度1.0(震度6〜7対応)を目標とした応急補強を実施する。費用はフジタが支払う。
■耐震強度1.25を目標とした恒久対策はフジタ支払いの元で実施するかもしれないが、操業の状況や裁判の影響を考え、別途判断する。
上記が主な項目です。
 総じて住民の皆様に申し上げたいのは、この事によってごみの分別が変更になったり、有料化になることはあり得ません。また、広域行政組合も議会も御殿場市当局も議会もこの問題を大きくとらえ今後も真摯に対応してゆきます。

調査結果報告書

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