市町村合併(06/08/30)

静岡新聞の記事

 先日、静岡県合併推進審議会は静岡県東部地域において3市3町(沼津、三島、裾野、函南、清水、長泉)の答申案を承認しました。これは、当該市町は合併に向けて検討せよという勧告に近いものがあります。ただ、私の私見を申すのならば、地域の特色や特性が異なる地域の集合体なのかという感じがします。事実、この答申案を受け各首長の反応は歓迎する発言をするところは少なく、異を唱えているところが多い様に感じます。報道などによると、裾野市は「御殿場市、小山町、長泉町との2市2町で特例市を目指す。」、三島市は「沼津市との合併については、歴史文化、気候風土、住民気質が違う。まちづくりの手法も、市民との協働を特に重視する三島とは違う。ここで合併すると、これまでのまちづくりの成果が薄められる恐れがある、と述べ、従来から唱える1市3町を基本に検討する。」などの声が聞こえてきます。
 我が御殿場市はどうかというと、今後枠組みを検討する地域ということで、小山町との合併が示されております。ここで、私の合併に関する考えを述べさせて頂くのであれば、私は合併の推進論者でも否定論者でもありません。行政が住民にとってのメリット・デメリットを検証し最善な枠組みを考え、それを住民に示し判断を仰ぐという手法がベストと考えます。水準の低い話かもしれませんが、合併したら今まで無料だった公民館の使用料が有料になったとか、医療助成の適用範囲が狭くなったという話を聞きますが、合併によって住民福祉が低下することはあってはならないことと考えます。ですから、私の合併に関する考え方の概要は「財政指標が同様で、20万人以下の都市であり、合併以前と比較し住民サービスが低下しないこと」ということです。近い将来県から勧告があるかもしれませんが、そのときまでに持論と共に御殿場市の合併のあるべき姿を確立したいと思います。


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