場外舟券売場(06/10/06)

 小山町須走に仮称ミニボートピアふじ小山という名称の場外舟券売場が設置されようとしております。我が御殿場市議会では場外舟券売場設置に反対する議員の会を全員一致の元発足しました。反対の理由ですが、議会では概ねこの施設に関し次のような所見を持っております。
1.子ども連れでの来場を推奨している。賭博に興じる親を見て育つ子どもはどうなるのか?賭博で稼いだ金で子どもに食事を与えたりおもちゃを買って、子どもは汗を流してお金を稼ぐということを忘れはしないか。また、大半の賭博客が一瞬のうちにお金を損失し、帰りは自転車を盗み、罪のない一般住民に当たり散らし環境悪化を招かないか?
2.解放国有地であり、美しい富士山の麓の環境に融合できる施設ではないことは明らか。また、世界遺産登録を目指すことに関しても阻害要因であることは明らか。
3.交通上の問題が何ら示されていない。
など、要因を挙げれば限りがありません。
 当施設は全国でも9割の自治体が拒絶し、設置に失敗をしております。また、本件に関しては御殿場市のPTA、教育委員会、青年会議所、観光協会など多くの団体が反対しております。ですから、小山町も当然拒否すると思っておりましたが、10月の広報誌を見ると小山町長が設置に賛成とも思える文章を掲載しておりました。小山町議会も町長と同様の考えのようです。他の自治体の実施することに異論を唱えるつもりは毛頭ありませんが、この施設設置に関しては御殿場市への影響が多すぎます。どうしても設置したいのであれば足柄駅前や駿河小山駅前など他の自治体に影響が少ない所に設置すべきと考えます。そうすれば、反対する議員の会も納得するでしょう。

 さて、話は変わりますが次の日程にて、「ボートピアについて考える市民集会」を開きます。ボートピア設置に反対する方で時間のある方は誰でも参加できますのでお気軽に来場してください。時間は1時間程度です。

10月13日(金) 19:00〜 御殿場市民会館第7会議室

以下に、反対する議員の会の意見広告を掲載します。


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